おすすめ白無垢のご紹介 =洋花紫陽花紋=
2024.09.27
着物今回はFioreBiancaつくば店よりおすすめの白無垢をご紹介させていただきます。
白無垢とは
白無垢は、室町時代に武家の婚礼衣裳として用いられていました。
白には「嫁ぎ先の家風に染まる」という意味が込められています。
婚礼衣裳の中でも最も格式が高いものは白無垢、
次は色打掛・引き振袖(本振袖)・振袖(中振袖)と続きます。
「無垢」という言葉は「汚れがない」「純粋」であることを意味し、また新しい始まりを象徴しています。
こちらは緑との対比も美しく、白無垢としての魅力あふれる一着です。

洋花紫陽花紋(ようかあじさいもん)
こちらの白無垢は純白の正絹緞子の経糸に、
牡丹や蘭、紫陽花といった洋花文様を織り込んだ一着。
さらに、金糸で所々に刺繍を施し、華やかに仕上げています。
洋花文様は、明治、大正期よりモダン柄として着物によく用いられてきた文様です。
紫陽花は、その花の形が蜂の巣に似ていることから、
蜜を集めるとして金運アップのご利益があるとされてきました。
また、梅雨の長雨の時期でも美しい花を咲かせること、
藍色の花が集まって咲くことから、
藍が愛に通じるとして、辛抱強い愛情をあらわすともいわれています。
牡丹は、美しくきらびやかな見た目の印象から、
「富貴」や「幸せ」を意味する花として着物の柄によく使われています。
豪華な花であるため、かつては身分の高い人だけが牡丹柄の着物を着ることが許されたとも言われています。
このように美しく縁起の良い牡丹柄は、晴れの日に着る白無垢の柄として大変ふさわしい柄になっています。
蘭は四君子(しくんし)の一つに数えられるおめでたい花です。
四君子とは、気品の高いことを君子にみたてた4種類の植物であり、
蘭・竹・菊・梅の4種類です。
蘭は中国から伝わり、「善人は蘭の如し」王者の香りありといわれ尊ばれました。
こういった花の意味合いなどを知ることで、結婚式や着物を選ぶ柄にもより意味深さが増しますね。

コーディネートの楽しさ
今回手に持っているブーケは、和装でも洋装でも似合う蘭やカラーをあしらったブーケをセレクトしています。
ブーケひとつ持つことで、一気にモダンな和装の雰囲気に。
こういったコーディネートが楽しめるのも白無垢ならでは。
古典的に真っ白な色を束ねたブーケのコーディネートも素敵ですが、
好きな色や結婚式のテーマカラーを決めることで、ご自身らしさもプラスされます。
今回は緑を入れて、淡色でまとめることで女性らしい柔らかさを。
足元にも拘って、胸元の小物とお揃いの草履で統一感を。
ご紹介したものの他にも素敵な和装や小物がショップにはたくさんありますので、
是非和装に少しでも興味が湧いた方はお気軽にお問い合わせくださいね。
FioreBiancaつくば店にて、お待ちしております。


色掛下:48-3982
半衿:201-8619
5点セット:203-4530

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